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【課題】
以下の図の3次元ベクトルzを、3次元ベクトルaとbとcの方向のベクトルの和であらわす公式を導き出す。
3次元ベクトルの分解の公式は、以下の図の平行6面体の体積比を使ってあらわせる。
(3次元ベクトルの分解の公式おわり)
【第1の証明】
(1)ベクトルaの方向の単位ベクトルをベクトルSとする。
(2)ベクトルaとベクトルbの張る平面上のベクトルで、ベクトルaに垂直な単位ベクトルをベクトルTとする。
(3)ベクトルSとベクトルTの外積をベクトルUとする。ベクトルUは単位ベクトルになる。
直交ベクトル系、S,T,Uで、ベクトルa,b,c,Zが以下の図のように表せる。
このとき、以下の式が成り立つ。
また、公式の右辺の各項が以下の式で表せる。
式5から6を合わせると以下の式が成り立つ。
(公式の第1の証明おわり)
【究極の方法】
この証明から分かるように、問題を解くためにとても役にたつ方法は、このベクトルの分解の公式等を使うよりも、上図のように、ベクトルSとベクトルTとベクトルUによる直交座標系を導入することである。そうして、上の様に、ベクトルZをその直交座標系への成分に分解して問題を解く方が、問題を解くのに役に立つ。
【第2の証明】
ベクトルzはベクトルa,b,cを用いて以下の式であらわされる。
この式と、ベクトルaとbの外積ベクトルとの内積をとる。すると、ベクトルaとbの項が消えた式が得られるので、ベクトルcの係数pが求められる。
以上で各ベクトルの係数が求められたので、以下の式が得られた。
(第2の証明おわり)
リンク:
2次元ベクトルの合成の公式と分解の公式と2元連立方程式の解
高校数学の目次
【課題】
以下の図の3次元ベクトルzを、3次元ベクトルaとbとcの方向のベクトルの和であらわす公式を導き出す。
3次元ベクトルの分解の公式は、以下の図の平行6面体の体積比を使ってあらわせる。
(3次元ベクトルの分解の公式おわり)
【第1の証明】
(1)ベクトルaの方向の単位ベクトルをベクトルSとする。
(2)ベクトルaとベクトルbの張る平面上のベクトルで、ベクトルaに垂直な単位ベクトルをベクトルTとする。
(3)ベクトルSとベクトルTの外積をベクトルUとする。ベクトルUは単位ベクトルになる。
直交ベクトル系、S,T,Uで、ベクトルa,b,c,Zが以下の図のように表せる。
このとき、以下の式が成り立つ。
また、公式の右辺の各項が以下の式で表せる。
式5から6を合わせると以下の式が成り立つ。
(公式の第1の証明おわり)
【究極の方法】
この証明から分かるように、問題を解くためにとても役にたつ方法は、このベクトルの分解の公式等を使うよりも、上図のように、ベクトルSとベクトルTとベクトルUによる直交座標系を導入することである。そうして、上の様に、ベクトルZをその直交座標系への成分に分解して問題を解く方が、問題を解くのに役に立つ。
【第2の証明】
ベクトルzはベクトルa,b,cを用いて以下の式であらわされる。
この式と、ベクトルaとbの外積ベクトルとの内積をとる。すると、ベクトルaとbの項が消えた式が得られるので、ベクトルcの係数pが求められる。
以上で各ベクトルの係数が求められたので、以下の式が得られた。
(第2の証明おわり)
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2次元ベクトルの合成の公式と分解の公式と2元連立方程式の解
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