以下は、ここをクリックした先の問題の解答です。
【問1】
以下の2つの式であらわされる円のグラフと放物線のグラフが接するkの条件を求めよ。
【解答】
先ずは、下図のようなグラフを描いて、問題の見通しを良くしてから問題を解きます。
図から、接点は、y=-1の点とy=1の点と、それ以外にy座標が-1/2程度の2つの点との合計4点あると、見通しを立てます。
(それをそのまま解答にしても良い)
接点を求める問題は、微分で接点の条件を与える方程式を作ることが計算を少なくできるコツです。
そのため、以下で、微分を利用して接点の条件を与える方程式を作ります。
これにより:
この式5bと先の2つのグラフの式2つとの、2変数の3つの式を連立させて、kを求める問題に変換できました。
式5bから、以下の式6が得られます。
【問1】
以下の2つの式であらわされる円のグラフと放物線のグラフが接するkの条件を求めよ。
【解答】
先ずは、下図のようなグラフを描いて、問題の見通しを良くしてから問題を解きます。
(それをそのまま解答にしても良い)
接点を求める問題は、微分で接点の条件を与える方程式を作ることが計算を少なくできるコツです。
そのため、以下で、微分を利用して接点の条件を与える方程式を作ります。
これにより:
この式5bと先の2つのグラフの式2つとの、2変数の3つの式を連立させて、kを求める問題に変換できました。
式5bから、以下の式6が得られます。
以下で、この式の2つの場合に分けて、解を求めます。
これにより、以下の第1の解の群が得られた。
次に、式6のもう1つの場合の解を求めます。
これにより、以下の第2の解の群が得られた。
よって、式1のグラフと式2のグラフが接するようにするkの値は、
k=±1, -5/4
の3つです。
(解答おわり)
(補足)
式6bの場合の第2の解の群は、微分を用いないでも、以下の様にして接点が2重解を持つ条件から導くことができます。
(1)+(2):
この2次方程式は、
k=-5/4
の場合に2重解を持ちます。
しかし、その2重解が接点をあらわすことはあまり明確ではありません。
また、この2次方程式にこだわると、
式6aの場合の接点の第1の解の群を見落とす恐れがあります。
そのため、接点を求める計算では、
微分を利用した接点の条件の式5bを使って、式6aと式6bを導き出す明確な計算によって接点を計算する方が望ましいです。
リンク:
高校数学の目次
の3つです。
(解答おわり)
(補足)
式6bの場合の第2の解の群は、微分を用いないでも、以下の様にして接点が2重解を持つ条件から導くことができます。
(1)+(2):
この2次方程式は、
k=-5/4
の場合に2重解を持ちます。
しかし、その2重解が接点をあらわすことはあまり明確ではありません。
また、この2次方程式にこだわると、
式6aの場合の接点の第1の解の群を見落とす恐れがあります。
そのため、接点を求める計算では、
微分を利用した接点の条件の式5bを使って、式6aと式6bを導き出す明確な計算によって接点を計算する方が望ましいです。
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