2017年5月27日土曜日

三角関数の和と積の公式の応用問題の解答

以下は、ここをクリックした先のページの問題の解答です。

【問題1】
 以下の式1と式2が成り立っているとき、g ≡ cos(α+β)を定数aとbであらわせ。

【解答1】
 先ず、以下の式4を計算する。
 次に、以下の式5を計算する。
 この式5からcos(α+β)をあらわす以下の式を導き、その式に式4を代入する。
 (解答おわり)

【解答2】
 解答1の解き方は、偶然に解答できたような解答でした。
そのため、以下で、必然的に解を得る解答をしてみます。

(解答はじめ)
式1を変形する。
式2を変形する。
式7と式8から、以下の式9を得る。
求める式 g を変形する。
(解答おわり)

【解答3】
 解答1と解答2は、計算力に頼った解答であった。以下の解答3は、この問題の本質をもっと良く見通して解答する解答を示す。
(解答はじめ)
この問題の条件を以下の図であらわす。
 以下の計算により、問題の解が得られる。
 (解答おわり)

(補足)
 三角関数の計算問題でも、図形にあらわせる限り、問題を図形であらわして解くのが良いと考えます。

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