(以下は、ここをクリックした先のページの問題の解答です)
【問1】三角形ABCにおいて、次の式が成り立つことを証明せよ。
(注意)cotAは
で定義されています。
【重要な注意】
三角関数の計算の自由度は低く、加法定理などで変換できる式は少ないです。
(この問題が加法定理で解ける問題であるかを調べる)
先ず、この問題は加法定理で解ける問題であるかを簡単に確認します。
cotAcotB=1/(tanAtanB) の式のtanAtanBの積の式がtanの加法定理で使われていたことを思い出す。
この(式2)がこの問題の解答に使えないかどうかを、以下のように検討する。
三角形ABCであるので、A+B=π-Cを式2に代入して左辺をCであらわす。
左辺=tan(π-C)=tan(-C)=-tanC
この式を式2に代入する。
分母を両辺に掛け算して分母を分子に移す。
右辺に1/(tanAtanB)があらわれるようにするために、式全体をtanCtanAtanBで割り算する。
これは式1である。加法定理が使えないかどうかを検討しているうちに、求める(式1)が得られてしまった。
加法定理で解ける問題というものは、問題が加法定理で解けるかどうかを検討中に解けてしまう問題が多い。
リンク:
高校数学の目次
【問1】三角形ABCにおいて、次の式が成り立つことを証明せよ。
(注意)cotAは
で定義されています。
【重要な注意】
三角関数の計算の自由度は低く、加法定理などで変換できる式は少ないです。
(この問題が加法定理で解ける問題であるかを調べる)
先ず、この問題は加法定理で解ける問題であるかを簡単に確認します。
cotAcotB=1/(tanAtanB) の式のtanAtanBの積の式がtanの加法定理で使われていたことを思い出す。
この(式2)がこの問題の解答に使えないかどうかを、以下のように検討する。
三角形ABCであるので、A+B=π-Cを式2に代入して左辺をCであらわす。
左辺=tan(π-C)=tan(-C)=-tanC
この式を式2に代入する。
分母を両辺に掛け算して分母を分子に移す。
これは式1である。加法定理が使えないかどうかを検討しているうちに、求める(式1)が得られてしまった。
加法定理で解ける問題というものは、問題が加法定理で解けるかどうかを検討中に解けてしまう問題が多い。
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