2023年11月19日日曜日

複素数平面で楕円の2つの接線の交点を求める

以下は、ここをクリックした先の問題の解答です。

【問2】
 複素数平面上の原点Oを中心にする虚軸方向の直径を2とし実軸方向の直径を2aとする楕円に対して、
その楕円上の点zから引いた接線と、
点zから引いた接線の交点P0の位置ベクトルを複素数であらわせ。


【解答】
楕円の実軸上の寸法をa分の1にした円の問題に変換して問題を解く。




(接点の式)



(ベクトルOPとベクトルOMが平行である)

式(1)(2)より:



次に、楕円でのP0とM0の位置ベクトルを以下で計算する。


(解答おわり)

(補足)
 2接線の交点P0の位置ベクトルと、2接点の中点M0の位置ベクトルは平行である。

リンク:
円の極の座標の解の変換
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