以下は、ここをクリックした先の問題の解答です。
《「微分・積分」の勉強》
なめらかな曲線の接線は、微分によって初めて正しく定義できる。
接線を求める式に重根が含まれるとは限らない。
【問1】hの値を変えたとき、
放物線 y=x2+h (式1)
と、円 x2+(y-1)2=1 (式2)
とが接する場合に、その接点(x,y)の値を求めよ。

《以下で、この問題の3つの解答を示す》
【解答1】微分を使って解く解答
【解答2】微分を使わないで、方程式の変形のみで解く面倒くさい解答(重解の、特殊な判別式を使う)
【解答3】グラフの図形を使って簡単に解く解答(重解の判別式の意味を考える)
(解答1の解答の方針)
なめらかな曲線の接線は、微分によって初めて正しく定義できるので、微分により接線の式を計算して方程式を書く。
【解答1】
(1)
接点(x,y)において、
式1から、
放物線 y=x2+h (式1’)
式2から、
円 x2+(y-1)2=1 (式2’)
(2)
式1の放物線の接点(x,y)における接線の傾きy’は、式1の関数をxで微分して計算し、
y’=2x (式3)
である。
(3)
式2の円の接点(x,y)における接線の傾きy’は、
法線の傾き(y-1)/xの逆数に(-1)を掛け算したものであって、
y’=-x/(y-1) (式4)
である。
(4)
この2つの接線の傾きの値が等しいので、
式3=式4:
この式5を解くと、
x=0 (式6)
or
y-1=-1/2
y=1/2 (式7)
(5)
(式6の場合の接点を求める)
式6を式2に代入する。
(y-1)2=1
(y-1)=±1
y=2
or
y=0
接点は、
(x,y)=(0,0) (式8)
or
(x,y)=(0,2) (式9)
(5-1)
式8の場合に、式8を式1に代入する。
h=0
(5-2)
式9の場合に、式9を式1に代入する。
h=2
(5-3)
よって
接点=(0,0)でh=0
or
接点=(0,2)でh=2
(以上が、第1の種類の接点)
(6)
(式7の場合の接点を求める)
式7(y=1/2)を式4に代入する。
式1より
接点は、
このとき、
(以上が第2の種類の接点)
(解答1おわり)
【解答2】
この問題を微分を使わないで、図形の交点が接点となる場合に重解になる事を利用して解く場合は、以下のように面倒くさい解き方になります。
この方程式で、以下の式3の置き換えをして解く。
この式4から、以下の式5と式6を得て、式6からxの式を得る。
この解を、以下の様にグラフで表す。
hを変えた場合の解の様子を、以下のグラフで考える。
この様に、hが大きくなると、4つの交点のうちの2つが消える事を認識する。
この事をふまえて考察すると、2つのグラフが接することになる条件は、以下の3つである。
これら、各場合を、以下の様にして解く。
この式は、重解となる条件をあらわすので、重解の判別式であると解釈できる。
この判別式は、等価な以下の連立方程式8-1と8-1bに変形できる。
これが、場合2の解である。
これが、場合3の解である。
(解答2おわり)
【解答3】
以下のように、図で考えて図から答えを得て計算すると簡単に解ける。


式(1)と式(2)は、この式(4)と式(2)の連立方程式に変換された。((注意)yだけで表される式(4)だけでは、どのようにしても、x軸に平行な傾きで曲線が接する接点を求めることはできない。元の式(1)と式(2)のグラフを、y軸を基準にして見ると、y軸を基準にして傾きが無限大になる接線(x軸に平行な直線)は、yの関数として表すことができない。それが、yだけの式(4)からx軸に平行な傾きの曲線の接点が求められない原因である)。
式(4)と式(2)の関係を、以下の図であらわす。

hを変えた場合の解の様子を、以下のグラフで考える。
この様に、hが大きくなると、4つの交点のうちの2つが消える事を認識する。
この事をふまえて、式4と式2の関係を考察する。
式1と式2の2つのグラフが接することになる条件は、式4と式2の2つのグラフの4つの交点のうちの2つが重なって重解になる条件と同じである。
各場合の、重解になる条件をあらわす式が、その各場合の重解の判別式である。
重解になる条件は、以下の3つの場合がある。
これら、各場合を、以下の様にして解く。
これが、場合1の解である。
これが、場合2の解である。
これが、場合3の解である。
(解答3おわり)
《「微分・積分」の勉強》
なめらかな曲線の接線は、微分によって初めて正しく定義できる。
接線を求める式に重根が含まれるとは限らない。
【問1】hの値を変えたとき、
放物線 y=x2+h (式1)
と、円 x2+(y-1)2=1 (式2)
とが接する場合に、その接点(x,y)の値を求めよ。

《以下で、この問題の3つの解答を示す》
【解答1】微分を使って解く解答
【解答2】微分を使わないで、方程式の変形のみで解く面倒くさい解答(重解の、特殊な判別式を使う)
【解答3】グラフの図形を使って簡単に解く解答(重解の判別式の意味を考える)
(解答1の解答の方針)
なめらかな曲線の接線は、微分によって初めて正しく定義できるので、微分により接線の式を計算して方程式を書く。
【解答1】
(1)
接点(x,y)において、
式1から、
放物線 y=x2+h (式1’)
式2から、
円 x2+(y-1)2=1 (式2’)
(2)
式1の放物線の接点(x,y)における接線の傾きy’は、式1の関数をxで微分して計算し、
y’=2x (式3)
である。
(3)
式2の円の接点(x,y)における接線の傾きy’は、
法線の傾き(y-1)/xの逆数に(-1)を掛け算したものであって、
y’=-x/(y-1) (式4)
である。
(4)
この2つの接線の傾きの値が等しいので、
式3=式4:
この式5を解くと、
x=0 (式6)
or
y-1=-1/2
y=1/2 (式7)
(5)
(式6の場合の接点を求める)
式6を式2に代入する。
(y-1)2=1
(y-1)=±1
y=2
or
y=0
接点は、
(x,y)=(0,0) (式8)
or
(x,y)=(0,2) (式9)
(5-1)
式8の場合に、式8を式1に代入する。
h=0
(5-2)
式9の場合に、式9を式1に代入する。
h=2
(5-3)
よって
接点=(0,0)でh=0
or
接点=(0,2)でh=2
(以上が、第1の種類の接点)
(6)
(式7の場合の接点を求める)
式7(y=1/2)を式4に代入する。
式1より
接点は、
このとき、
(以上が第2の種類の接点)
(解答1おわり)
【解答2】
この問題を微分を使わないで、図形の交点が接点となる場合に重解になる事を利用して解く場合は、以下のように面倒くさい解き方になります。
この方程式で、以下の式3の置き換えをして解く。
この式4から、以下の式5と式6を得て、式6からxの式を得る。
この解を、以下の様にグラフで表す。
hを変えた場合の解の様子を、以下のグラフで考える。
この様に、hが大きくなると、4つの交点のうちの2つが消える事を認識する。
この事をふまえて考察すると、2つのグラフが接することになる条件は、以下の3つである。
これら、各場合を、以下の様にして解く。
この式は、重解となる条件をあらわすので、重解の判別式であると解釈できる。
この判別式は、等価な以下の連立方程式8-1と8-1bに変形できる。
式8-1bを以下の式に変形する。
これが、場合1の解である。これが、場合2の解である。
これが、場合3の解である。
(解答2おわり)
【解答3】
以下のように、図で考えて図から答えを得て計算すると簡単に解ける。
式(1)と式(2)は、この式(4)と式(2)の連立方程式に変換された。((注意)yだけで表される式(4)だけでは、どのようにしても、x軸に平行な傾きで曲線が接する接点を求めることはできない。元の式(1)と式(2)のグラフを、y軸を基準にして見ると、y軸を基準にして傾きが無限大になる接線(x軸に平行な直線)は、yの関数として表すことができない。それが、yだけの式(4)からx軸に平行な傾きの曲線の接点が求められない原因である)。
式(4)と式(2)の関係を、以下の図であらわす。
hを変えた場合の解の様子を、以下のグラフで考える。
この様に、hが大きくなると、4つの交点のうちの2つが消える事を認識する。
この事をふまえて、式4と式2の関係を考察する。
式1と式2の2つのグラフが接することになる条件は、式4と式2の2つのグラフの4つの交点のうちの2つが重なって重解になる条件と同じである。
各場合の、重解になる条件をあらわす式が、その各場合の重解の判別式である。
重解になる条件は、以下の3つの場合がある。
これら、各場合を、以下の様にして解く。
これが、場合1の解である。
これが、場合2の解である。
これが、場合3の解である。
(解答3おわり)
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