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【公式1】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式1及び1’:
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
式1又は式1’を変形する:
この計算を逆にたどることで式1が得られる。
(証明おわり)
【公式2】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式2及び2’:
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
式2又は式2’を変形する:
この計算を逆にたどることで式2が得られる。
(証明おわり)
【公式3】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式4:
及び、
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
式4又は式4’を変形する:
この計算を逆にたどることで式4が得られる。
(証明おわり)
(補足)
この式4は、以下の図からも求める事ができる。
しかし、この図から式4を導き出すよりも、先の証明の計算の方が楽に式4を導き出すことができます。
【公式4】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式5:
及び、
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
式5又は式5’を変形する:
この計算を逆にたどることで式5が得られる。
(証明おわり)
(補足)
式5は、以上の様に証明できましたが、そもそも、式5のCを((π/2)ーθ)に置き換えれば、cosC→sinθに変わり、sinC→cosθに変わり、式5は、式4の形の式に変わります。
そのように角度Cの変数の置換えをするならば、式5の形は式4の形に変換できるので、式5を考える必要がありません。
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【問1】
上図のように、XY座標軸の原点Oを頂点にする二等辺三角形OABがあり、
OA=OB
である。
辺ABの中点をMとする。
MからY軸に平行に引いた直線と、
BからX軸に平行に引いた直線の交点をNとする。
MからY軸に引いた垂線の足をQとする。
Bから辺OAに引いた垂線の足をHとする。
このとき、
三角形QMNと三角形BHAが相似であることを証明せよ。
【証明開始】
MO⊥ MB
である。
また、
MQ⊥MN
である。
よって、
△OMQ∽△BMN
よって、
よって
△QMNと△OMB
の直角をはさむ2辺の比が等しい。
また、△QMNと△OMBはいずれも直角三角形であって、1つの角度が直角で等しい。
2辺の比が等しく、その2辺の間の角度が等しいので、
△QMN∽△OMB (1)
△OMBと△BHAは、
∠OBM=∠BAH
であり、あと1つの角度が直角で等しい。
よって、2角が等しいので、
△OMB∽△BHA (2)
(1)と(2)より、
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【公式1】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式:
が成り立つ事を証明せよ。
なお、角度CをーCに置き換えれば、式1は:
になる。
更に角度Cを(π/2)ーCに置き換えれば、式2は:
になる。
(補足)
式3の左辺の形を見たら、式3のCを((π/2)ーθ)に置き換えれば、cosC→sinθに変わり、sinC→cosθに変わり、式3は、式2の形の式に変わります。
そのように角度Cの変数の置換えをするならば、式3の形は式2の形に変換できるので、式3を考える必要がありません。
【証明開始】
式1の中間の辺を以下のように変形する。
(式1の左辺=中間の辺の証明おわり)
(式1の中間の辺=右辺の証明おわり)
(証明おわり)
(補足)
この公式1は、下図において:
MN/MQ=HC/HB
の関係がある事を示している。
それは、
△MNQ∽△HCB
であるので、
成り立っている。
(ここをクリックした先の問題を参照してください)
【公式2】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式4:
及び、
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
式4又は式4’を変形する:
この計算を逆にたどることで式4が得られる。
(証明おわり)
【公式3】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式5:
及び、
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
式5又は式5’を変形する:
この計算を逆にたどることで式5が得られる。
(証明おわり)
(補足)
式5は、以上の様に証明できましたが、そもそも、式5のCを((π/2)ーθ)に置き換えれば、cosC→sinθに変わり、sinC→cosθに変わり、式5は、式4の形の式に変わります。
そのように角度Cの変数の置換えをするならば、式5の形は式4の形に変換できるので、式5を考える必要がありません。
【公式4】
分数式の分母が0になる場合を除き、
以下の式6:
及び式7:
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
式6は、以下の計算で証明できる。
式7は、以下の計算で証明できる。
(証明おわり)
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【問1】
上図の角度の関係、すなわち、
三角形の垂心Hの周りの角度が、上図の様に、三角形の頂角と同じ角度になっていることを証明せよ。
【第1の証明開始】
先ず、下図で考える。
三角形BCEと三角形BHDは、
(1)頂角Bが同じ角度で、
(2)もう1つの頂角が
∠BEC=∠BDH=90°
であって同じなので、
(3)三角形は相似になり
△BCE∽△BHD
∴ ∠BCE=∠BHD=∠C
同様にして、
△ CAF∽△CHE
∴ ∠CAF=∠CHE=∠A
同様にして、
△ ABD∽△AHF
∴ ∠ABD=∠AHF=∠B
(証明おわり)
【第2の証明開始】
下図のように、三角形HCEの外接円を考える。
この外接円に内接する三角形EHCは、頂角Eが直角な三角形であるため、
辺HCは外接円の直径になる。
その外接円の辺HCの上側の円周角が90°であるので、
辺HCの下側の円周角は、
180°-90°=90°
である。
そのため、下側の円周角と等しい直角の頂角Dを持つ直角三角形HCDも
その外接円に内接する。
∴ 四辺形EHDCは三角形EHCの外接円に内接する。
拡張円周角の定理により、
三角形ABCの∠Cと同じ角度が点Hの周りの下図の位置にある。
外接円を除去して書くと以下の図になる。
同様にして、三角形ABCの他の頂角A、頂角Bも点Hの周囲の、下図の位置にある。
(証明おわり)
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【証明開始】
左辺の2倍を以下のように変形する。
(証明おわり)
【複素数平面を使った証明】
上図の様に、複素数zとwを定義する。
である。
zとwを使って問題の等式を式1に書き変える。
この式1の左辺と右辺のそれぞれを計算する。
式1の左辺は:
式1の右辺は:
式2と式3は等しい。
よって式1が成り立つ。
よって公式1が成り立つ。
(証明おわり)
(補足)
このように。複素数平面で計算できるようになれば、三角関数の加法定理や三角関数の和と積の公式を忘れても、それらの公式を使う問題を解くことができるようになります。
【公式2】
角度Bと角度Cに関して、以下の式:
又は、
又は、
が成り立つ事を証明せよ。
【証明開始】
左辺の2倍を以下のように変形する。
(証明おわり)
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