以下は、ここをクリックした先の問題の解答です。
【問】以下の図で三角錐OACBと三角錐OACDがある。直線BDと面OACの交点をEとする。この場合に、比s=BE/BDを求めよ。
【解答】
この問題はベクトル方程式を立てて解くことができます。そのベクトル方程式を解くことができる実力は必要です。しかし、ベクトル方程式を解くには時間を必要とします。
以下では、ベクトルの外積を利用して、ベクトル方程式の解を一気に計算します。
(解答おわり)
上の解は、込み入った式ですので、ベクトル方程式を解いて解を求めた場合でも、その解を、上の式のようにベクトルの内積の形で表現した方が分かりやすくて良いと思います。
(おまけ)以下の関係があります。
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【問】以下の図の直線MNと直線FLの交点があれば、その交点Pを求めよ。
【解答】
(解答おわり)
このような空間中の直線同士が交差するかどうかの判定問題は、上図のように、平行平面(面CFEと面DBA)を利用すると分かりやすくなります。
(覚えるポイント)
交差する2直線は同一平面上にあります。
そのため、その2直線が平行平面と交差する点同士を結んで作ったベクトルの方向は、平行する2平面では、同じ方向になります。
2つの空間直線が面と交差する2点を結んで作ったベクトルの方向が、2つの平行平面で異なる方向を向いたならば、その2直線は交差しません。
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【問1】
以下の図で、三角形の頂点A及びCから対辺に下した、垂心Pの足DとEを結ぶ線と、頂点Bと外心Oを結ぶ線が垂直であること、すなわち、
DE⊥OB
である事を証明せよ。
【解答1】
(証明)
(証明おわり)
【解答2】
(証明)
(証明おわり)
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【問1】
下図のように点A(a1,a2)とB(b1,b2)と原点を中心とする半径rの円上を動く点P(p1,p2)とを頂点とする三角形の重心G(x,y)は、点Pがその円上を動くとき、どういう軌跡を動くか。その点G(x,y)の描く軌跡の方程式を導け。
【解答1】
先ず、動く点P(p1,p2)の円の方程式を書く
次に、重心の座標の公式を使って、重心G(x,y)の座標を書く。
式1に式2と式3を代入してp1とp2を消去したい。
そのために、式2を以下の式に変形する。
同様にして、式3を以下の式5に変形する。
この式4と式5を式1に代入してp1とp2を消去する。
両辺を32で割り算する。
この点G(x,y)は、中心点
を中心とする、半径
の円周上にある。
(解答おわり)
【解答2】媒介変数θを使って軌跡を計算する。
以下の式でp1とp2をあらわす。
すると、以下の式でxとyがあらわされる。
この2つの式を変形する。
この2つの式のsinとcosをそれぞれ2乗して合計することで、媒介変数θを消去する。
(媒介変数θの消去方法は、この方法に限る。)
点G(x,y)は、中心点
を中心とする、半径
の円周上にある。
(解答おわり)
【問2】
次に、点Gがその円周上を完全に一周するかを調べよ。
【解答】
完全に一周するかどうかを調べるには、偏角をあらわすパラメータθで点Pの位置をあらわす。
式1を満足する点Pの座標P(p1,p2)は、以下の式であらわされる。
p1=r・cosθ (式8)
p2=r・sinθ (式9)
θが0から2πラジアンまで変わるとP点は円周を一周する。
式8と式9を式2と式3に代入する。
式10と式11を変形する。
式12と式13から、
点G(x,y)は、
中心点
を中心とする、半径
の円周上の偏角θの位置にあり、
θが0から2πまで変化すれば、半径(r/3)の円周上を一回転する。
結局、点G(x,y)が円周上を一周するかどうかまで確かめなければならないので、問2を避けては通れない。
そのため、問1を解くのを省略して、問2を解いて、
点G(x,y)は、
中心点
を中心とする、半径
の円周上の偏角θの位置にある
という結論を得る方が効率的に全ての答えが得られる。
その円の方程式は、
とあらわせる。
(解答おわり)
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【問題】
上図の、点Dを外心に持つ三角形ABCの頂点の角に関して以下の式が成り立つ事を証明せよ。
(解答の方針)
上図の三角形ABCの面積Sは、以下の三角関数の式であらわせます。
【解答】
先ず、正弦定理を使って、2つのsinを三角形の辺と外接円の半径Rであらわす。
次に、三角形の面積Sの公式を使う。
(解答おわり)
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【問1】
△ABCにおいて、次の等式がなりたつことを証明せよ。
【解答の心構え】
先ず考えるべきことは、問題をもっとやさしい問題に変換できないかを考えること。
図形の問題は図を書いて考えること。
(今回は図を省略するので、図は想像して描いてください)
(解答の方針)
この問題は、式1の右辺が3つの項の掛け算だから難しい。掛け算を解消するように問題を変換する。
【解答1】
式1の右辺をSとして、以下の式に変形する。
三角形の公式により式を変形する
これは、式1の左辺である。
(証明おわり)
【解答2】
以下の図で考える。
先ず、三角形ABCの内接円との接点が作る三角形DEFに関して三角形の三角関数の3重積と3項和の公式を使う。
(証明おわり)
【問2】
△ABCにおいて、次の等式がなりたつことを証明せよ。
【解答】
(証明おわり)
【問3】
三角形の外接円の半径と内接円の半径の関係
三角形DEFの内接円の半径をRとする。
それは、三角形ABCの外接円の半径でもある。
(解答おわり)
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