これは、ここをクリックした先の問題の解答です。
【難問】三角形ABCにおいて、
cosAcosBcosC≦(1/8) (式1)
を証明せよ。そして、△ABCが正三角形のときのみに等号が成り立つことを示せ。
(予備知識)
加法定理(2倍角と半角の公式)を学んだ後の問題解答のポイントは、加法定理そのものではありません。加法定理は、いわば空気のような定理であって、無くてはならない当たり前の定理として使ってください。
そして、その当たり前の定理を使って、それ以外の発案が解答のポイントの問題を解きます。
この問題は、一部に半角の定理を使いますが、それ以外の発案がポイントです。
(解答)
(求める答えを、より易しい答えにできないかを考える)
問題を解くときには、いつも、この発想から始めること。
この段階では、どう解答するかの見通しを立てます。
cosAcosBcosCの式は角度がAとBとCとの3つもあるから難しい。そのため、考えなければならない角度の数を減らした問題に、問題をかみくだいて考える。
角Aを固定して、角Bと角Cだけを考えて、式1が最大になる場合を考える。
その場合、角B=角C=(π-A)/2=αの場合に式1が最大になるだろうと予測できる。
角Bと角Cをαと補正角βとであらわす。
α=(π-A)/2 (式2)
B=α+β (式3)
C=α-β (式4)
式1の左辺をDとおく。
この式の括弧()内に、
を加える。
式5が最大になる場合は、β=0の場合である。その場合は、
ここで、半角の公式を使う。
式6のDが最大になる場合は、β=0、かつ、cosA=(1/2)になる場合であって、そのDの最大値は(1/8)。
cosA=(1/2)の場合は∠A=π/3=60°
また、β=0の場合、
∠B=∠C=60°
すなわち、正三角形の場合にDは最大値になる。
正三角形以外の場合は、式6と式5から、D<(1/8)である。
(証明おわり)
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【問1】以下の三角関数の式を簡単にせよ。
f(θ)=cosθ+cos(2θ)+cos(3θ)+cos(4θ)+cos(5θ)
(解答)
三角関数を分数の和に変換する公式を使う。
分数式ですが項数が減ったので、式が簡単になった。
なお、ここで、sin(11θ/2)=0になるようなθの値であれば、この式は、定数(-1/2)になる。
例えば、θ=2π/11の場合などに、そうなる。
(補足)
以上の計算は複雑で、もっと簡単にならないかという、もどかしさがあります。
大学でオイラーの公式を学ぶと、この問題は、オイラーの公式を使って以下の様に、自然な流れで解けます。
なお、オイラーの公式を理解しているならば、大学入試の解答で、以下の解答を書いても合格点をもらえると思います。
(解答開始)
オイラーの公式により:
(解答おわり)
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【問1】
以下の式1を満たすθの値を求めよ。
【解答】
ここで、変数θを以下の変数αに置き換える。
式2を以下の様に変形する。
ここで sin(α) を変数tに置き換える。
式5を以下の様に変形する。
この式7を解く。
式9の解を単位円を利用して解く。
(解答おわり)
【別解】
この式の両辺を2乗する。
式12を解くために、sin(2θ)をtに置き換える。
この式15によりtが求められた。
単位円を使って式17を満足するθを求める。
式18、式19、式20のθの解のうち、式1を満足する解を選別する。
選別の結果の角度θの解が、以下の式21、式22、式23であらわされた。
(解答おわり)
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【問】
上の式1の3次関数のグラフの点Aでの接線と点Bでの接線の交点をPとする。交点Pを通って式1の曲線に点Cで接する第3の接線PCを考える。
点Cのx座標を、点Aと点Bのx座標であらわす式を求めよ。
ただし、点Pのy座標≠0とする。
【解答】
上図の様に点A,B,Cの座標値を定義する。
各接線の傾きに関して以下の方程式3,4,5が成り立つ。
式6の解が式7になる。
式6を以下の様に変形する。
(解答おわり)
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【問】
上の曲線に直線が接する場合の接点Aのx座標と、直線(接線)の傾きkを求めよ。
【解答】
上式の様に、接線と曲線の微分係数を求める式3と式4を連立して、式5と式6を得た。
次に、式1と式2を連立して以下の式7を求め、それに式5を代入して計算する。
この式8によって、接点Aのx座標が求められた。次に、この結果を式5に代入して接線の傾きkを求める。
こうして、式9で、接点Aでの接線の傾きkが得られた。
接点Aのx座標の解は、先に得た式8で与えられる。
(解答おわり)
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