2023年7月26日水曜日

複素数平面のベクトル方程式での外心の導出

このページは、ここをクリックした先の問題の解答です。

【問題1】
 複素数平面上で、原点0と点A(a)と点B(b)とを通る円の中心の位置をMとする。線分OAの中点をHとしたとき、ベクトルHMを複素数aとbとであらわす式を求めよ。


【解答1】
ベクトルOMをあらわす複素数は、実数mと実数kを使って2通りにあらわせます。
そのベクトル方程式を、複素数であらわす。そして複素数計算での、ベクトルbとの内積の計算をする。それにより、ベクトルbに垂直なベクトルを除去し未知の実数kを除去して計算を進める。

これで、実数のパラメータmの値が得られた。
これを使ってベクトルHMが計算できた。
(解答おわり)

(補足)この解は、ベクトルで外心位置を計算するときにとても苦労していた問題を、複素数平面の計算によって簡単に解けるようになったことを意味する。

リンク:
高校数学の目次
複素数平面で三角形の外心を求める

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