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【問1】
下図の三角形ABC(頂点Bを原点Oとする)の各辺の垂直二等分線が一点で交わることを証明せよ。

【解1:証明開始】
先ず、三角形ABCの頂点Bを原点Oとする。線分OAの中点をNとし、線分OCの中点をMとし、線分ACの中点をDとする。
そして、辺OAの垂直二等分線と辺OCの垂直二等分線の交点Pの位置ベクトルPを計算する。点Pは、以下の式(1)であらわす直線NPと、式(2)であらわす直線MPとの交点である。以下の計算により、式(1)と式(2)を連立して、未知数mを求めて位置ベクトルPを求める。
この式で求めた未知数mを位置ベクトルPの式2に代入する。
位置ベクトルPが式(5)で得られた。
次に、辺ACの中点をDとし、ベクトルDPとベクトルACとの内積を計算することで、直線DPが直線ACに直交することを証明する。式(5)で求めた点Pの位置ベクトルを使って、以下でその内積を計算する。

ベクトルDPとベクトルACとの内積が0になった。
ゆえに、直線DPが直線ACに直交する。すなわち、直線DPは線分ACの垂直二等分線である。
よって、三角形ABCの各辺の垂直二等分線が一点Pで交わる。
(解1の証明おわり)
【解2:証明開始】
先ず、三角形ABCの頂点Bを原点Oとする。線分OAの中点をNとし、線分OCの中点をMとし、線分ACの中点をDとする。
そして、辺OAの垂直二等分線と辺OCの垂直二等分線の交点をPとすると、以下の式(1)と式(2)が成り立つ。

次に、ベクトルDPとベクトルACの内積を計算する。
ベクトルDPとベクトルACとの内積が0になった。
ゆえに、直線DPが直線ACに直交する。すなわち、直線DPは線分ACの垂直二等分線である。
よって、三角形ABCの各辺の垂直二等分線が一点Pで交わる。
(解2の証明おわり)
リンク:
高校数学の目次
三角形の高さベクトルhの公式
【問1】
下図の三角形ABC(頂点Bを原点Oとする)の各辺の垂直二等分線が一点で交わることを証明せよ。

【解1:証明開始】
先ず、三角形ABCの頂点Bを原点Oとする。線分OAの中点をNとし、線分OCの中点をMとし、線分ACの中点をDとする。
そして、辺OAの垂直二等分線と辺OCの垂直二等分線の交点Pの位置ベクトルPを計算する。点Pは、以下の式(1)であらわす直線NPと、式(2)であらわす直線MPとの交点である。以下の計算により、式(1)と式(2)を連立して、未知数mを求めて位置ベクトルPを求める。
この式で求めた未知数mを位置ベクトルPの式2に代入する。
位置ベクトルPが式(5)で得られた。
次に、辺ACの中点をDとし、ベクトルDPとベクトルACとの内積を計算することで、直線DPが直線ACに直交することを証明する。式(5)で求めた点Pの位置ベクトルを使って、以下でその内積を計算する。

ベクトルDPとベクトルACとの内積が0になった。
ゆえに、直線DPが直線ACに直交する。すなわち、直線DPは線分ACの垂直二等分線である。
よって、三角形ABCの各辺の垂直二等分線が一点Pで交わる。
(解1の証明おわり)
【解2:証明開始】
先ず、三角形ABCの頂点Bを原点Oとする。線分OAの中点をNとし、線分OCの中点をMとし、線分ACの中点をDとする。
そして、辺OAの垂直二等分線と辺OCの垂直二等分線の交点をPとすると、以下の式(1)と式(2)が成り立つ。

次に、ベクトルDPとベクトルACの内積を計算する。
ベクトルDPとベクトルACとの内積が0になった。
ゆえに、直線DPが直線ACに直交する。すなわち、直線DPは線分ACの垂直二等分線である。
よって、三角形ABCの各辺の垂直二等分線が一点Pで交わる。
(解2の証明おわり)
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三角形の高さベクトルhの公式
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