2024年1月23日火曜日

複素数平面で三角形の外心を表す問2の解(その3)第2の形の解

これは、ここをクリックした先の問題の解答です。


【問2】
上図のように、三角形ABCの各頂点の複素数平面での座標をα、β、ɤとする場合に三角形の外心Pの座標をα、β、ɤ及びその共役の複素数であらわす式を求めよ。

【問2の解答(その3)】第2の形の解
 図形を平行移動して点Bを原点にした解を求めて、その解を平行移動した解を求めてみます。
上図の様に、三角形の点Bを原点Oとする座標系を考え、図形で考えます。
すると、以下の計算ができます。
この解を、点Bを原点から平行移動した図形の解に変換する。
よって、点Pの座標をあらわす式は、以下の式になる。
更に、この式の第2項の分母を、3つの複素数の交代式の簡単化公式を利用して変換する。
(解答おわり)
 この第2の形の式は定石の形の式にまで変形可能ですが、この形を解として良いと考えます。

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